審美歯科について

「歯がきれいになった!」患者さんの喜びの声

「歯茎の黒ずみが気になるんです…」。歯の見た目に悩む患者さんからはこんなご相談をされることもあります。黒ずみと言うと一般的にメラニン色素の沈着に原因があると考えられがちですが、歯科では必ずしもそうではありません。

「10年以上気になっていたことが解消されました」

被せ物の土台に使っている金属や、被せ物の中に入っている金属が透けることで黒ずんで見えることがあるのです。そのような場合は土台や被せ物を他の種類に替えることでお悩みを解消することができます。

「10年以上気になっていたことでした。すごいきれいです」と患者さんから喜ばれたこともあります。歯茎の黒ずみを例としてご紹介しましたが、歯の見た目の悩みはさまざま。当院では患者さんの声に耳を傾け、その方に合った解消法をご提案しています。

歯の黄ばみや汚れを取るクリーニング

重曹をジェット噴射して一気に取り除きます

通常のブラッシングではなかなか取れない黄ばみや汚れについては、歯科医院で専門的な処置を施すことできれいにすることができます。当院では「エアーフロー」と呼ばれる機器を使い、重曹の微粒子を水と一緒にジェット噴射することで頑固な着色や汚れを一気に除去します。

歯を白くしたい方へ ホワイトニング

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングの2種類

歯を白くしたい方にはホワイトニングがお勧めです。ホワイトングとは、特殊な薬剤を塗布することで歯を白くする方法です。歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、薬剤を入れたマウスピースを一定期間装着していただくホームホワイトニングの2種類があり、当院ではどちらも行っています。

ご要望やライフスタイルに合った方法をご提案します

仕事などでお忙しい方、結婚式などに向けてすぐに白くしたい方は最短1日で効果が現れるオフィスホワイトニングが向いているかもしれません。その一方で、小まめにホワイトニングに取り組める方や歯の食いしばりが強い方、色の後戻りを少なくしたい方はホームホワイトニングが合っている可能性があります。

オフィスホワイトニングとホームホワイトニングは方法や効果が出るまでの期間、費用などが異なるため、当院では患者さんのご要望やライフスタイルをお聞きしてどちらが合っているかを検討し、ご提案しています。

銀歯やすきっ歯が気になる方へ

すきっ歯が気になる方

セラミックを貼り付けることで改善をめざせます

すきっ歯が気になる方は、「ラミネートべニア」と呼ばれる方法または被せ物を調整することで歯と歯のすき間を小さくすることができます。ラミネートべニアとは、歯の表面を薄く削り、セラミックを貼り付ける方法です。歯を白くしたり、歯と歯のすき間を小さくしたり、歯の欠損部分を補ったりすることができます。

銀歯が気になる方

セラミックによって、天然歯と変わらない見た目を手に入れられます

銀歯が気になる方は、白いセラミックに変更することで天然の歯と変わらない見た目を手に入れることができます。セラミックとは有田焼などで知られる陶器に用いられる材料(陶材)のことで、見た目が良いほか、機能面でも優れています。

天然の歯は時間の経過に伴ってすり減ることで噛み合わせを自然に整えているのですが、金属はすり減りません。噛み合わせの良さにおいてもオールセラミックに変更するメリットがあるのです。また、表面がツルツルとしていて滑らかであるため、食べかすや歯垢がつきにくい長所もあります。金属アレルギーを起こす心配もありません。

詰め物・被せ物の種類

詰め物(インレー)

インレーとは部分的な歯の詰め物のことで、比較的小さい虫歯に用います。虫歯により歯を削った部分に、型取りをしたものを詰めます。

種類材料利点欠点

健康保険適用のインレー

銀色 金銀パラジウム合金 健康保険適用。
金属なので強い力のかかる部位にも使用できる。
見た目が良くない。
時間が経つとともに劣化。
歯や歯ぐきの変色・金属アレルギーを起こす可能性がある。
ゴールドインレー 金色
(白金加金はほぼ銀色)
金合金又は白金加金
(金にプラチナを加えたもの)
最も歯に適合しやすく、虫歯になりにくく長持ちする。
金属なので、強い力のかかる部位にも使用できる。錆びにくく劣化しにくいため、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーを起こしにくい。
見た目が良くない。
健康保険適用外。
ハイブリットインレー 天然歯と同じ白色 セラミックの硬さと樹脂の粘り強さを併せ持った素材を使用。 歯と同じ白色なので、見た目が美しい。
金属アレルギーにならない。
経年的に着色する可能性がある。
健康保険適用外。
ジルコニアインレー 天然歯と同じ白色 セラミック ほとんど変色せず、最も天然歯に近い。
金属アレルギーが起こらない。
セラミックなので、割れる可能性がある。
健康保険適用外。
セラミックインレー 天然歯と同じ白色 セラミック ほとんど変色せず、最も天然歯に近い。
金属アレルギーが起こらない。
セラミックなので、割れる可能性がある。
健康保険適用外。

被せ物(クラウン)

クラウンとは、歯の全体に被せて虫歯を修復する冠のことです。差し歯とも呼ばれています。
虫歯が大きくなって進行すると部分的な詰め物(インレーなど)では対処できず、クラウンを被せます。

前歯のかぶせもの一覧
種類材料利点欠点
硬質レジン前装冠 中身は金銀パラジウム合金
(外から見える部分にのみプラスチックを貼り付けたもの)
健康保険適用。
見た目が白い。
白いプラスチックの部分が変色しやすい。
裏側から金属が見える。
時間が経つと金属部分とともに劣化。
歯や歯茎の変色・金属アレルギーを起こす可能性がある。
健康保険適用の範囲は、前歯と犬歯のみで奥歯には適用されない。
硬質レジンジャケット冠 プラスチック 健康保険適用。
見た目が白い。
強度的に弱く、すり減りやすく破折しやすい。そのため、近年はほとんど使用されていない。
汚れがつきやすく、時間が経つと変色する。
健康保険の適用範囲は前歯から5番目の歯までで奥歯には適用されない。
メタルボンド 中身は金属で、外から見える部分にのみセラミック(陶材)を貼り付けたもの。 見た目が良く、変色しない。
すり減りにくく強度もあるため、前歯だけでなくほとんどの部位に使用できる。
健康保険適用外。
裏側からは金属が見える。
オールセラミッククラウン セラミック(陶材) 金属を使わないセラミックだけでできたかぶせ物。
より自然な色あいと形を再現。
長く使っても変色せず、天然歯の美しさを保つ。
健康保険適用外。
奥歯のかぶせもの一覧
種類材料利点欠点
健康保険適用のクラウン① 銀色 金銀パラジウム合金 健康保険適用。
金属なので強い力のかかる部位にも使用できる。
見た目が良くない。
時間が経つとともに劣化。
歯や歯ぐきの変色・金属アレルギーを起こす可能性がある。
健康保険適用のクラウン② 天然歯と同じ白色 ハイブリット 健康保険適用。
見た目が白い。
強度的に弱く、すり減りやすく破折しやすい。そのため近年はほとんど使用されていない。
汚れがつきやすく、時間が経つと変色する。
健康保険の適用範囲は小臼歯。
ゴールドクラウン 金色
(白金加金はほぼ銀色)
金合金又は白金加金
(金にプラチナを加えたもの)
最も歯に適合しやすく、虫歯になりにくく長持ちする。
金属なので、強い力のかかる部位にも使用できる。錆びにくく劣化しにくい為、歯や歯ぐきの変色、金属アレルギーを起こしにくい。
見た目が良くない。
健康保険適用外。
メタルボンド 天然歯と同じ白色 中身は金属で、外から見える部分にのみセラミック(陶材)を貼り付けたもの。 見た目がよく、変色しない。すり減りにくく強度もある。 金属アレルギーを起こす可能性。
ジルコニア+セラミック 天然歯と同じ白色 中身はジルコニアで、外から見える部分にのみセラミック(陶材)を貼り付けたもの。 見た目がよく、変色しない。すり減りにくく強度もある。 健康保険適用外。

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歯のことでお悩みでしたら、川崎市にあるさるや歯科医院まで。
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